ギグワークって聞いたことある?
皆さんはギグワーク(gigwork)という言葉を聞いたことがありますでしょうか? 近しい言葉に、ギグエコノミー、ギグワーカーというものもありますが、これらは2019年頃からアメリカに端を発した単語で、分かりやすく言えば、ウーバーやウーバーイーツ、最近では日本でもmenuやdidiなど、隙間時間で、シフトや堅苦しい雇用状態など関係なくワークするというその新しい働き方に、多くの人が注目しています。このウェブサイトでは、ギグワークという新しい働き方と、移り変わる社会の形にあった一人ひとりの働き方を提案していこうと思います。
目次 (これを読めばOk!)
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- ギグワーク・ギグワーカーってそもそも何?!
- 「ギグワーク」という言葉の定義
- フリーランスとギグワーカーの違い
- ギグエコノミーは日本でもどんどん拡大している!
- ギグエコノミーの歴史・作られた背景
- 世界のマーケット規模
- 日本のマーケット規模
- 登録可能な「ギグワーク的」サービス一覧
- ウーバー(uber)
- ウーバーイーツ(uber-eats)
- メニュー(Menu)
- ディディ(DiDi)
- 「こんな人がギグワーカーに向いている」4つのポイント
- 本業プラスアルファしたい人(サラリーマンなど)
- 長期労働・正社員雇用が難しい人(主婦・お母さん・介護者など)
- 効率よくバイトしたい人(大学生・社会人学生など)
- その他(自転車が趣味・ビジネスを学びたいなど)
- ギグワーカーが気を付けるべき4つのこと
- 「雇用の安定」を求めるようなものではない
- ギグワーク・ギグワーカーってそもそも何?!
ギグワークってそもそも何?!
政府が副業や投資を進め、働き方改革がどんどん進んでいる昨今ですが、さらに新たな「働き方」が提唱されています。それが、ギグワーク(gigwork)というものです。
さて、ではそもそもギグワークとは何なのでしょうか?
「ギグワーク」という言葉の定義
もともと「ギグ」とは、英語で「単発」や「細切れ」などという意味を持っています。長期の雇用や、長い案件にコミットしていくというよりは、自分の空いている時間を利用できる単発の仕事を請け負うというものです。ギグワークとはこうした隙間時間を再活用する働き方であり、ギグエコノミーとは、その経済活動全体のことを指します。また、そこで働く人々のことを、ギグワーカーと呼ぶのです。
フリーランスとギグワーカーの違い
「フリーランスとギグワーカーって似てない?」そんな言葉が聞こえてきそうですが、実はちょっと違います。フリーランスは、案件単位で仕事を請け負うことが多いかと思います。例えば、フリーランスエンジニアは、一つのプログラムを完成させるという契約をクライアントと結び、それにコミットします。ですが、ギグワーカーは、本業や自由時間の中で、空いた時間を埋める形で仕事を選択し、請け負うので、より自由度が高く、自分の時間にフィットした仕事を選ぶことができるというわけです。
ギグエコノミーはどんどん拡大している!
もともと米国発祥の概念だったギグエコノミーですが、いったいいつから、どのようにして作られてきたのでしょうか。
ギグエコノミーの歴史を知ろう
世界のマーケット規模
日本のマーケット規模
日本のギグエコノミーに関して言えば、2016年の第三次安倍内閣によって実施されつつある「働き方改革」などの追い風があったのは間違いありません。また、副業の推奨や、ブラック企業の長時間労働問題などに対して、時短勤務、リモートワーク、残業時間の軽減などがどんどん進んでいます。
ただ、とうぜん労働時間が短くなっただけでは収入はアップしないわけで、そこに対して何かしらの経済活動が必要になるわけです。そこで利用できるのが、「隙間時間」「自由時間」というわけです。
また、日本は深刻な人口減少状態にあります。それに乗じて経済成長も鈍化していくわけなので、2020年の日本の状況は、ギグエコノミーの活性化ということに直接つながるというわけです。
「ギグワーク」サービス一覧
- ウーバー
- ウーバーイーツ
- Menu
- Didi
「ウーバーやウーバーイーツなら知っている」という方も多いかと思いますが、実は今、宅配系のギグワーカーが急増中なのです。それぞれを少しづつ細かく見ていきましょう。
- ウーバー
海外でウーバーを使ったことがあるという方も多いことでしょう。Uberとは、登録したドライバーの「乗せたい」というニーズと、タクシーなどでなく、自身がいる場所まで「乗せに来てほしい」というニーズを合致させたものです。詳しくはこちらをご確認ください。
- ウーバーイーツ
ウーバーイーツ(Ubereats)というリュックを背中に背負って自転車に乗っている人を最近よく待ちで見かけますよね。要は食事の宅配便ですが、今、例えばマクドナルドやサイゼリア、デニーズなどのレストランや多くの飲食系の企業が参入し、宅配してもらえる種類はどんどん多くなっています。ネット上では、80%以上の宅配便ユーザーがウーバーイーツを使っているというほど、大きな認知を得ています。
- MENU
基本的にウーバーイーツと同様のサービスですが、日本初のデリバリーサービスとしては認知度が高いサイト、アプリです。2019年には四谷や新宿、渋谷などをはじめ多くの街で広告を打ち始めているのも、認知度を高めつつある一つの理由でしょう。[MENU公式アプリ]
- DIDI
インド発ウーバーとして今、大阪をはじめとして急激にユーザーを獲得しつつあるのがDIDIです。無料でタクシーを呼ぶことができるので、次世代のタクシーアプリとして人気です。[DiDi公式サイト]
どんな人が向いているの?
自由業、フリーランサー、ギグワーカーと、細分化する働き方ですが、ではどんな人がギグワーカーに向いているのでしょうか? 最も分かりやすいのは、大学生など、学業をメインとしつつ、自由な時間で働きたいという層ですよね。また、短時間という意味では、子育てにいそしんでいるお母さん、主婦の方、家族の介護などで家をあまり開けられない方。また、体が弱くて長時間労働がそもそもできない方なども向いていると考えられます。
さらに言えば、基本給与があって「もう少しだけ収入をアップさせたいなぁ」と考えている方にも向いているかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
主婦の方、大学生の方など、時間が散発的にある方はもちろん、サラリーマンの方や、自分のビジネスをやってみたいが、商品や商材を持っていないという方にもおすすめの働き方かと思います。また、新しいビジネスの潮流を体感しておくことも、ビジネスや社会を読む力を向上させる大きなポイントになると思います。是非、さらに人気を呈していくであろう「ギグワーク」に注目していきましょう。