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スパークス・アセット・マネジメント株式会社様

社内のインテリジェンス 「蓄積」から「拡散」へ

スパークス・アセット・マネジメント株式会社
経営管理部広報 コンテンツ担当 
小笹俊一様

スパークス・アセット・マネジメント株式会社(以下、スパークス)は、国内外の投資信託の企画運用を主軸としつつ、不動産や再生可能エネルギーなどの実物資産の運用や未来創生に関する企業への投資などを行っている独立系インベストメント・カンパニーだ。2001年に東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に上場し、現在ではさらに事業領域を広めつつある。経営管理部 広報・コンテンツ担当の小笹俊一さんは、スパークス社内に蓄積されたインテリジェンスを活用し、同社が将来像として掲げる「世界で最も信頼・尊敬されるインベスト・メントカンパニーになる」ことの実現に向けて動き出している。その一つである社内勉強会「バフェット・クラブ」のコンテンツ化について、その経緯や課題点、将来的な構想に関してお話を伺った。

社内の「叡智」の解放に向けて

課題

  • スパークスという企業の魅力を、コンテンツの力で外部に発信する必要があった

解決方法

  • 創業以来続く社内勉強会「バフェット・クラブ」をコンテンツ化することで、企業ブランディング・マーケティングを向上させる
  • 外部メディアと協業、コラムとマンガの二本立てで読みやすさを追求する

今後の展望

  • バフェット・クラブのコンテンツの多言語化、多媒体への転用
  • SEO最適化やデジタル上でのプレゼンスのさらなる向上

―課題―

教育機関は、持続可能な経営に対する考え方と、
理想実現への想いを能動的に発信していく必要がある

インベストメント・カンパニーはその事業性質上、商品やサービスの一般認知、ブランディングがしづらい傾向がある。ただ、本来的にはその投資手法や指針には、各企業ごとに大きな差がある。例えば、スパークスの場合は、インデックス投資ではなく、徹底したリサーチにより厳選された銘柄のみで行うアクティブ投資が特徴だ。しかしそれをどう伝えるべきか。そこが、スパークスが持つ課題の一つだった。

小笹:そういった課題を解消するために、1989年の創業以来続く社内勉強会「バフェット・クラブ」を利用するという手はずっと考えていました。社長の案でスタートした勉強会ですが、著名投資家であるウォーレン・バフェット氏の「良い企業を安く買う」という指針は、当社のそれと近く、すでに相当量の勉強会時の動画が溜まっており、発言の書き起こし原稿もありました。しかし、実際にコンテンツ化するとなるとなかなか難しかったのです。動画や書き起こしをそのまま表に出すことは問題があり、例えば「書籍化」プロジェクトも、社内のいろいろな理由によりとん挫していました。

―解決―

マンガ×コラムという新しいアプローチ

そんな中、国内外90以上のメディアから経済ニュースを発信するソーシャル経済メディア「NewsPicks」と協業し、バフェット・クラブのコンテンツ化が実現した。具体的には、勉強会時の書き起こしをベースに、コラムを作成、そのコラムを4コマ漫画にした。時間のないビジネスマンや、スパークスのことをまだよく知らない一般投資家に向けて、親しみやすさと接点を最大化する試みだった。

小笹:「投資」というある種難解なテーマを論じているということもありますが、当社が勉強会で議論していることは、一般的には分かりづらいようで、いきなりテキストで伝えるということが困難でした。ですので、NewsPicksという大きなメディアを使い、かつ4コマ漫画にしてPV(ページビュー)を高めるという取り組みは新鮮でした。また、デファクトコミュニケーションズさんには、そのコラムの一部執筆、編集・校正などを行ってもらい、またそれをまとめた4コマ漫画の構成案という形で支援していただきました。当社の意図を「意訳する」という意味では、我々の考えているところを汲み取ってもらい、それを言語化してもらっているという意味で助かっています。

こうして出来上がったコンテンツ「バフェット・クラブの金言」は、現在スパークスのコーポレートサイト(https://www.sparx.co.jp/)上から閲覧することができる。またコンテンツ転用として、その他の金融・経済系メディアへの転載も行われており、小冊子にもなっている。さらなるコンテンツブランディングに関してはどうか。

小笹:まずは、継続的に「バフェット・クラブの金言」としてコンテンツを作っていくつもりです。また、それがある程度のボリュームになったのちは、海外投資家への波及を睨んだ「コンテンツの多言語化」、継続した多媒体への転用、そしてSEOやデジタルマーケティング的な観点によるコンテンツの最適化も行っていきたいと思います。

―展望―

現在、バフェットクラブの金言はスパークスのコーポレートサイト上から閲覧することが出来るが、すでに小冊子にもなっており、またその他の金融・経済系メディアへの転載という展開も始まっている。

小笹:これからもバフェットクラブで醸成された内容をコンテンツ化していくことを続けていきたいです。また、日本語のみならず、英語・多言語化、多媒体への転用や、SEO的な観点での最適化も進めていきたいと思っています。