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WEBコンテンツにおける編集の役割とは

ノートを傍らにおいて、パソコンを操る男性。

「編集者」と聞いて、どのような人物をイメージされますか。

出版社の編集部で、文章を書いたり、紙面に掲載するイラストや写真を選定する姿でしょうか。あるいは、担当作家の原稿を締め切りまでに貰おうと、東奔西走する編集者でしょうか。そのどちらも、編集という仕事の一部ではありますが、もちろんすべてではありません。編集の仕事を端的にいうと、書籍や雑誌などの出版物の企画を行い、制作行程の一切を管理する業務です。

要約すると、「企画立案」と「制作行程管理」が主な仕事になる訳ですが、これは紙媒体に限らず、WEBコンテンツ制作においても、重要な業務です。昨今、一般企業においても広がりを見せるオウンドメディアですが、その中枢を担うWEBコンテンツを制作する上でも、編集という業務は増々、重要視されています。

今回は、WEBコンテンツにおける編集の重要さと、具体的な仕事の内容、必要とされるスキルなどについて解説します。

WEBコンテンツの編集の重要性

メモ帳の上に置かれたボールペン。

かつては、個人や一般企業が情報発信する手段は、限られていました。テレビや新聞、雑誌などのマスメディアに、広報・宣伝担当者が、「ニュースリリース」と呼ばれるニュース原稿を送り、話題性があれば取り上げられる、という具合です。そうでなければ、莫大な費用を支払って、テレビやラジオ、新聞・雑誌に広告を出稿する、というものでした。

インターネットが普及し、誰もがスマホやPCなどのツールを駆使して、手軽に情報発信ができる今日。多くの一般企業が自社サイトを起ち上げ、独自のコンテンツを公開するようになりました。消費者は検索サイトを介して、知りたい情報を貪欲に探しています。いかに、消費者にとって魅力的な情報を発信できるかが、オウンドメディアの運営を成功させるカギとなるのです。

「魅力的な情報」を「良質なコンテンツ」と言いかえると、高品質なコンテンツを作るためには、それなりの能力が必要であることはお分かりでしょう。ここで言う能力とは、WEBコンテンツの企画、構成、編集力などを指します。これは、出版社や編集プロダクションなどで活躍する編集者の持つスキルですが、企業のWEBコンテンツ制作に携わる上で、試される能力でもあるのです。

WEBコンテンツ編集の具体的な業務内容

テーブルを囲んで議論する人々。

では、具体的にはどのような業務内容があるのでしょうか。
以下の項で、詳しく見てみましょう。

企画立案

WEBコンテンツを作成する上で、最初に行うことは企画の立案です。

「どのような読者に向けて、どのような内容の記事を発信するか」を、社会や業界の動向を捉えながら、練り上げていきます。サイトのユーザーが一定の顧客で占める場合、顧客の抱える課題を解決するテーマをいかに記事に落とし込むかが求められます。

もし、課題が何か分からないのであれば、顧客と共に課題の洗い出しから始める必要があります。

記事の構成を検討

企画案がまとまったら、取材先の選定、写真やイラストを使うかなど、記事全体の構成を考えます。

この時点で、企画のテーマに沿った文章が書けるライターや、カメラマン、イラストレーターに依頼をします。ことに、現場取材などがある場合は、取材先へ取材の依頼をかけ、同行するライターやカメラマンのスケジュールを押さえておくことも欠かせません。

全体の流れが決まったら、スケジュールに起こし、企画の内容やコンセプトを含め、各人で共有します。

取材

関係者へのインタビューなど、取材・撮影がある場合はスケジュール調整を行います。取材先へのアクセス方法など、細かい手配も編集担当者の大事な仕事です。取材や撮影はやり直しがききませんから、あらかじめ入念な打ち合わせが必要です。

取材相手から聞きたい内容を引き出すために、ライターと共同でインタビュー項目を作成します。取材の当日は、現場へ同行し、取材に立会います。実際に取材するのはライターですが、話がテーマからそれてしまうことがあれば、主題に沿うように促します。記事をより完成度の高い内容に近づけるために、必要な質問を追加するなど、柔軟な対応が望まれます。

編集

取材が終了したら、ライターやカメラマンから、原稿や写真が上がってくるのを待ちます。

原稿であれば、記事の内容がテーマを捉えているか、文章の構成は適切か、などを確認します。また、誤字・脱字がないか、書かれている事柄が事実に反していないか、などの校正・校閲作業も含まれます。言葉使いや文体など、掲載するサイトにマッチしているかのチェックも欠かせません。

原稿は必ず、取材先にも目を通してもらいます。このひと手間を怠ると、掲載後にトラブルに発展することもあるので、WEBコンテンツ編集担当者が校正・校閲作業をしている間に、同時並行で進めてください。

コンテンツ公開後の効果測定

記事の内容に問題がなければ、原稿をWEBデザイナーに送り、コーディング作業を経て、コンテンツ公開の運びとなります。
最近では、WordPressなど、簡易操作でアップロードできるツールもあるため、ライターに一括して依頼するケースも増えています。

コンテンツが一般公開されたら、サイトのアクセス数、検索サイトでの順位などをチェックしておきます。

それと同時に、今回公開した記事が、コンバージョンの達成にどれだけ貢献したかが問われます。このコンバージョンとは、マーケティングコンテンツにおいて、「最終成果」を意味します。何を成果とするかは、サイトにより異なります。一般消費財を扱うECサイトであれば、商品購入が最終目標になります。また、工作機械や生産システム、業務用ソフトなど、BtoB ビジネスに特化したサイトであれば、問い合わせや資料請求の件数の獲得が成果となります。

WEBコンテンツ編集担当者は、コンテンツの作成・公開だけではなく、その後の効果測定にも気を配る必要があります。自分たちが世に送り出したコンテンツが、顧客の課題解決にどれほど役立ったかを常に意識し、次のコンテンツ作成に活かす姿勢が求められるのです。

WEBコンテンツ編集に必要なスキル

ノートに文字を書き留める髭の男性。傍らにはカメラとパソコン。

ここからは、WEBコンテンツ編集に必要なスキルについて、確認しておきます。

企画・発想力

やはり、まず挙げられるのが企画力です。

一口に企画と言っても、やみくもに思い付きを並べればよいというものではありません。良質なコンテンツが、「読者が読みたがっている記事」であるなら、マスメディアやSNSなどを介して情報収集に努め、時代の流れをつかんだ上で企画を立てなければなりません。

しかし、ただトレンドを取り込んだだけでは、凡庸な内容に留まってしまうでしょう。そこで、さらに必要となるのが、「発想力」です。常識にとらわれない、自由な発想が斬新なアイディアを生み、読み手の心を引きつけるコンテンツへと昇華させるのです。

コミュニケーション力

コンテンツ制作は、1人では成立しません。顧客の担当者や取材先、ライターやカメラマン、WEBデザイナーといったスタッフなど、多くの人との関わり合いの中で仕事は進みます。業務を円滑にこなすためには、コミュニケーション能力が欠かせません。

マネジメント能力

前述したように、WEBコンテンツの制作には、複数の人が関わっています。事業を遂行するように、プロジェクトチームを組み、各人の作業状況に配慮します。制作行程の進捗を追いながら全体を俯瞰し、問題解決のための折衝を繰り返します。コンテンツの公開に向けて、オーケストラのコンダクターのようなリーダーシップが必要になるのです。

WEBコンテンツ制作において重要な編集作業だが、プロの手に委ねることで、コンテンツの質の向上にも繋がる

手のひらを上に向けるスーツの男性。手のひらには色々なアイコンが躍る。

雑誌や書籍の制作においては、編集作業は欠かせません。これはWEBコンテンツ制作においても同様で、編集という作業はこれまで以上に注目を集めています。

しかし、WEBコンテンツの編集は、企画の立案に始まり、ライターやカメラマンの手配、取材のスケジュール調整、取材の立ち合い、校正・校閲、作業行程管理、コンテンツ公開後の効果測定など、多岐に渡ります。大手企業であれば、人員を専任者に充てることもできるでしょう。

ただ、中小企業であれば、そういう余裕はないかもしれません。そういう時には、外部のプロフェッショナルに任せるという選択肢もあります。

弊社では、WEBコンテンツの編集・校正・監修をオンラインで完結する、「Edit-us(エディタス)」というサービスを提供しております。日本全国で150人以上の編集者・校正校閲者・翻訳者と提携しており、高いスキルを持つ編集のプロも数多く擁しています。WEBコンテンツの制作でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

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