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メディア担当者は必見/コンテンツ制作における表記統一の重要性

パソコンを操作する女性

WEBメディアにおいては、読者が読みやすい文章を心がけることが、良質なコンテンツを作成する近道です。良質な文章というものは、誤字・脱字のない、しっかりとした事実に基づいて書かれた文章を指しますが、もう1つ、重要な要素があります。それは、文章全体で表記が統一されていることです。この反対に、表記の統一が為されていないことを、「表記のゆれ」と呼びます。表記のゆれがあると、文章が読みにくくなってしまうだけでなく、SEO対策においても、デメリットが生じることをご存知でしょうか。
今回は、デジタルコンテンツを作成する上で、表記統一がなぜ必要か、また表記のゆれによる弊害、表記統一のポイントについて解説します。

表記統一はどうして必要?

テーブルに置かれたモバイルノートとマグカップ
良質なコンテンツを作成する上で、なぜ表記統一が必要かご説明しましょう。ただその前に、表記統一とはどのようなものか、確認しておきます。

WEBコンテンツ制作における表記統一とは

同じ事柄を指すにもかかわらず、同一文章の中で異なる表記で書いてしまうことを、「表記のゆれ」といいます。代表的なものが、漢字とカタカナの表記です。例えば、「馬」を「うま」、あるいは「ウマ」と書いたり、「コンピュータ」を「コンピューター」、「サーバ」を「サーバー」と表記するケースです。
コンテンツ制作において、文章の執筆を複数人で担当したり、あるいは外部の何人かのライターに依頼した場合、表記がばらばらになってしまうことはよくあります。
読む側からすれば、同じことを表現しているんだな、と見当はつきますが、同一文章内にあまりにも表記のゆれが目立つと、読みにくく感じてしまいます。

WEBコンテンツにおいて表記統一はなぜ必要か

これが、自社サイトにおけるコンテンツである場合、表記の揺れがユーザーの鼻について、読みにくい文章と判断されてしまうこともあります。ユーザーにストレスを与えてしまっては、折角、魅力的なコンテンツを公開していても、最後まで読んでもらえず、途中でサイトから離脱されてしうまかもしれません。
WEBメディアにおける表記統一は、何より読み手にとってストレスのない文章を作成するためにあるのです。

そしてもう1つ、表記統一が必要である理由があります。
それは、SEO対策の観点から説明できます。文章の中に、検索キーワードが何カ所か使用されているとします。例えば、美容関連のブログ記事で、キーワードの「ファンデーション」が「ファウンデーション」、あるいは「ファンデイション」と表記がまちまちであったとします。キーワードの表記が統一されていないと、検索結果の順位に違いが生じることがあります。メインキーワードや重要キーワードの表記に関しては、あらかじめ検索をかけて、どの表記が最も上位表示されるか、調べておくとよいでしょう。

「表記のゆれ」による弊害

モバイルパソコンの画面に見入る2人の男性
ここからは、表記のゆれにより、どのようなデメリットが生じるか、見ておきます。

.読者にとってのデメリット

コンテンツを作成する上で大切なことは、「読者目線」に基づいて文章を執筆することです。
内容が読者の読みたい情報であることはもちろん、ストレスを感じずにすらすらと読めることは重要なポイントです。その意味では、表記のゆれが多いと、読み手には読みにくく、分かりにくい文章と受け取られてしまいます。ユーザーは、少しでも不快感を感じたら、容易にサイトを離れてしまうでしょう。

SEO対策におけるデメリット

先述したように、メインキーワードの表記がゆれていると、検索結果の順位に違いが生じることがあります。自社サイトの運営において、ユーザーの自然流入を意識しているなら、検索キーワードの表記にも気を配っておきたいところです。サイトで重要となるキーワードは、記事を書く前に実際に検索して、どの表記がどのような検索結果をもたらすか、確認しておく必要があります。

表記統一のコツ

パソコンの前で腕組みして微笑む髭の男

実際に表記統一する上で、おさえておきたいポイントについて解説します。

読み手を意識して表記統一する

オウンドメディアとしてのサイトで公開されるコンテンツは、読者のために存在します。読み手の目繊で、表記統一するようにしましょう。それには、自社サイトの読み手はどのような人物か、簡単にペルソナ設定しておくと、作業がやりやすいです。例えば、想定する読者がビジネスマンであれば、漢字を多用した硬い表現を好むかも知れません。また、若い女性であれば、漢字をなるべくひらがなにして、読みやすい表記を心がける方が、読まれる確率は高くなるでしょう。このように、読み手が誰かを常に頭に思い浮かべておくと、コンテンツ作成において方向性が決まってきますし、表記を統一する際にもぶれが生じません。

コンテンツが複数の人間の手で作成される場合、表記が人それぞれに異なるのは当然と言えば当然です。それを防ぐには、サイト全体で共通したルールを決めておくと良いでしょう。漢字にするかひらがなで表記するか、数字を書くとき、漢数字と洋数字のどちらを用いるかなど、自社で定めた表記ルールを作成し、執筆者同士で共有しておくと、表記のゆれは最低限におさえることが可能です。

また文化庁では、「送り仮名の付け方」や、「常用漢字表」、「外来語の表記」などの基準を設けており、公式サイトで公開しています。これらの表記は、公文書や新聞、雑誌などのマスメディアで使用されており、引用してみるのもお薦めです。

文化庁ホームページ
「送り仮名の付け方」
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/okurikana/index.html

「常用漢字表」
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/kanji/joyokanjisakuin/index.html

「外来語の表記」
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/gairai/index.html

SEO対策の一環として表記統一する

ここからは、SEO対策の観点から、表記統一のポイントについて考えてみましょう。

言うまでもなくSEO対策とは、検索エンジンに良質なコンテンツとして評価され、検索結果の上位ページに表示されることを意味します。その際、検索結果を左右する「キーワード」というものが存在します。例えば自社のサイトが、ブライダル関連のジュエリーを扱うECサイトだとします。この場合、キーワードとして取り上げられる言葉としては、「ジュエリー」、「指輪」、「ウエディング」などがあります。これらに対して、それぞれ他の表記は、「宝石」、「リング」、「結婚式」あるいは「披露宴」などが挙げられるでしょう。1ページ内に、「ジュエリー」と「宝石」、「ウェディング」と「披露宴」などが混在すれば、キーワードの表記のゆれが生じることになります。

この場合は、「ジュエリー」と「宝石」をそれぞれ単独で検索してみてください。検索結果の上位に同じサイトが表示されていれば、あまり表記の違いにはこだわらずに、読みやすさに重点を置いて表記統一すると良いでしょう。もし、検索結果の上位に異なるサイトが表示されていたら、上位表示されているサイト内で、「ジュエリー」と「宝石」の単語の数を数え、多い方に表記を合わせましょう。

ユーザーがある事柄について検索をかける際、キーワードの表記が異なることはよくあります。同じ意味合いでも、複数の表記が考えられるなら、どの言葉を選択するべきかは迷うところでもあります。そんな時は、「検索ボリューム」に目を向けてみてください。これは、ユーザーが検索エンジンを介して物事を検索する場合、キーワードの検索回数を意味します。検索ボリュームは、「Google トレンド」※で把握することができます。Google トレンドは、一定の期間で、どのようなキーワードが使用されていたかを、時系列でその推移を追うことができるツールです。先に触れた「ウエディング」と「披露宴」で、それぞれの動向を調べてみると、「人気の動向」ではかなりの差がみられることが分かります。
Google トレンドを利用して、表記候補のキーワードを検索し、多くの人に検索されているワードに表記を統一することで、自社サイトへの自然流入率を向上させることに繋がるでしょう。

※「Google トレンド」:「ウエディング」と「披露宴」の人気の動向 (過去1カ月)
https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=today%201-m&geo=JP&q=%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0,%E6%8A%AB%E9%9C%B2%E5%AE%B4

まとめ:読みやすく、相手に伝わりやすい文章を掲載すれば、メディの価値を向上させることに繋がる。

モバイルノートと背景に川にかかる橋

今回は、「表記のゆれ」について解説しました。
メディアコンテンツにおいて、ユーザーが欲しがっている情報を、分かりやすい表現で伝えることが重要になります。それには、しっかりとした事実に基づき、誤字・脱字や表記ゆれのない、読みやすい表現を追求する必要があります。コンテンツは読み手のためのものであり、有益な情報をストレートに伝えることができれば、自社サイトの価値を向上させることができるでしょう。

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