web上で積極的なコンテンツを提供し、企業ブランドの価値を向上させるマーケティング手法が注目を集めています。コンテンツマーケティングやデジタルマーケティングと呼ばれるこれらの手法は、ブログやオウンドメディアに活用され今や一般的なものとして社会に受け入れられるようになってきています。
しかし、そもそもブランディングを向上させるためのコンテンツとは一体どういったものなのか、具体的なコンテンツの設計図を描けていないご担当者の方も少なくないのではないでしょうか。
目次
そもそもブランドとは何か?
マーケティング専門家であるフィリップ・コトラーは、ブランドを「個別の売り手または売り手集団の財やサービスを識別させ、競合する売り手の製品やサービスと区別するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはこれらの組み合わせ」と定義しています。
これを読み解くと、ブランドとは、その企業や商品、サービスにしかないオリジナリティと言い換えることができます。
これを元に考えた場合、ブランディングとは、その企業やサービスがターゲットとする消費者に対するオリジナリティの普及・認知活動であると定義することができるのです。
オリジナリティはすべての会社に存在している!
オリジナリティと聞くと、どうしても商品やサービスの性能差をイメージしてしまいがちです。しかし、それらの性能差だけがオリジナリティを決める要素ではありません。例えば、開発に至るまでのストーリー苦労、実際に購入した利用者の声や製作に携わった個々人の想いなど、競合他社と同一のものは何一つないはずです。
加えて、企業全体としても、ミッション・ビジョン・バリューはそれぞれ独自のものを持っているはずです。それらを明文化し、公表することこそが、企業のオリジナリティを証明するものであり、最も効果的なブランディング活動だと言えるのです。
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ブランディング向上用コンテンツとは?
以上のことから、企業のブランディング向上用コンテンツとはつまり、“企業として自分たちが持っている理想の姿”と“実際の顧客が感じている・見ている姿”とのギャップを埋めるためのコミュニケーション手段と言えるでしょう。
その手法については、企業HPにおけるミッション・ビジョン・バリューのページを設けることもそうですし、自社だからこそ得られる情報を満載した記事コンテンツを制作することも該当します。ここに制限はありません。
時代の変化に伴い、人々は単なる名の知れた商品・サービスよりも、確実な実益をもたらしてくれる商品・サービスを選ぶようになっています。その実益を証明するためのオリジナリティの構築。そこに、ブランディング向上用コンテンツの提供が必要不可欠な存在となっているのです。
まとめ
企業のブランドアイデンティティを模索し、可視化することは非常に効果的です。ただ、戦略的に行うことでミスのない構築ができます。ご興味のある方は、以下より専門フレームワークと運用方法をダウンロードください。
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