株式会社CFPコンサルティング様

広告は信頼性の時代に。医美容系メディアの効果を上げるには、専門家の監修が必須でした

株式会社株式会社CFPコンサルティング
代表取締役 坂牧 毅 様
赤坂 葉子 様

CFPコンサルティングは、Webプロモーション全般に対するコンサルティングを得意とする企業であり、主にYahoo!JapanやGoogleで掲載するリスティング広告運用解析を提供している。そんな中、女性用育毛剤を商材とするクライアントへのソリューションの一環として、女性向けの「育毛剤比較ガイド」を立ち上げた。

公式HP: https://cfp-consulting.co.jp/

医師監修により、情報の中立性・正確性を創出、一歩抜きんでたメディアを作り出す

課題

  • 特に医美容メディアにおいて、信頼性を重視する傾向
  • 一般的な情報の集積としてのメディアよりも一歩抜きんでるための方策を検討

解決方法

  • メディアのページ構造を分解し、最も重要なページを医師に監修させる
  • クリニック名、医師の写真などを全面的に掲載することで、メディアに重厚さと信憑性を付加することに成功

今後の展望

  • 今後、特に医美容メディアの領域はgoogle検索上の競争が激しくなるため、さらなる制作体制の協力を行っていきたい

―課題―

広告メディアの命題は、「情報の信憑性」
意図的に作り出すには、専門家の監修が必須だった

2010年創業、インターネット広告事業を主軸として、50名(2018年3月時点)体制の株式会社CFPコンサルティング。会社の理念でもある「Client First Principle(顧客第一主義)」の名の通り、あらゆるモノ・サービスを持つクライアントのそれぞれのニーズに合わせて効果的なWebマーケティングや広告手法の提案・実施を行っている。そんなCFPコンサルティングは、女性向け育毛剤を商材としたメディアの制作において、課題を抱えていた。 「女性用育毛剤比較サイト」というメディアの制作を予定するも、メディア内の情報の信憑性や中立性を維持できないというものだった。確かに、美医療メディアでは執筆者は非常に重用だ。「誰が書いたか分からない」。執筆者を曖昧にすることで、不確かな情報しか載っていない医療メディアが糾弾され、閉鎖に追い込まれた例もある。そういった事態を未然に防ぎ、かつ、メディアとしての信頼性、重厚感を表現するために、CFPコンサルティングでは医師の監修を実施した。今回は、その案件担当者の赤坂様と、代表取締役の坂牧様にお話を伺った。

―解決―

監修医師のアサイン・ハンドリング作業は困難で大変。
自社でできないことをデファクトコミュニケーションズに任せたかった

➤なぜ、自社で監修作業を行わなかったのですか?
赤坂様:監修してくれる医師を探し当てるのも、その医師の業務をハンドリングする作業も、どうしたらいいのかさっぱりわからなかったからです。デファクトコミュニケーションズさんに相談すると、該当する監修医師が存在するとのこと。そこでご紹介頂いたのが、アンチエイジングの専門医であり、渋谷セントラルクリニックの河村優子院長でした。

➤実作業はどうでしたか?
赤坂様:メディア上のすべてのページを監修してもらうのは難しかったので、通常の医療ライターに書いてもらって問題ないところはそのままで、その上でキラーコンテンツとして、『渋谷セントラルクリニック 河村優子院長に聞きました。~女性の抜け毛、薄毛についてのQ&A~』というメインページを作り、原稿の確認をして頂きました。監修する先生の側からしても、作業の量は少なくて済みますし、コストも限定的に済みました。

➤実際、メディアの出来はどうでしょう?
坂牧様:非常に良かったです。広告文に「医師監修」と書けただけでCTRが上がりますからね。また、会社としても、非常に良い取り組みだなと思っています。本当にクライアントのためになる広告メディアを作り上げたい、と思った時に、当然、魅力的な情報を構成してメディアを作っていかなければいけないのですが、その「魅力」を構成する要素は、実はそんなに多くないのです。例えば、「網羅性」、「正確性」、「親和性」、「権威性」など、数えるほどです。今回、しっかりした医師の方に監修いただき、正確性や権威性が担保でき、その結果、良い効果が生まれたのだと思います。

―展望―

➤今後、医美容メディアに対しての展望はありますか?
坂牧様:本来的には、医美容領域だけでなくとも、情報サイトや比較サイトなどは効果的だと考えます。そのため、当社でもこういった施策を継続的にクライアント様にご提供していく考えです。ただ、特に医療系メディアには、情報の厳密さが求められる時代になってきています。2016年11月に『WELQ』が閉鎖したのは有名な話ですが、それ以後、情報の信頼性よりも、制作のコスパを重視する大量生産型の記事が検索結果を独占するような状況に対して、翌2017年12月、検索サービス大手googleが「医療や健康」に関連する検索結果の改善を目的としたアップデートの発表をしました。 この流れにより確実に、素人的な記事は記事としても広告としても機能を低下させるはずです。我々は、今回のような専門家監修体制をしっかりと作り上げている会社と協力し、コスパよりも品質で、クライアント様に価値をご提供していくつもりです。

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